2019-05-01

白樺クラフト体験

機会があればやってみたいこと、私の場合は木の皮でかごを編むことです。

 

年を経て味のある飴色になったかごを見て、自分で作れたらと憧れていたのです。先日、かごではありませんでしたが、白樺の樹皮でブレスレットを編むワークショップに参加してきました。

先生は、北海道で白樺を自ら採取してかごを編み、かごにまつわる物語を100年未来へ伝えていく活動をしている、ユーリさん。

作品を通じて全国にファンも多く、一日限りのワークショップは満席で盛り上がっています。

私が挑戦したブレスレットは、約1cm幅の白樺を4本交差しながら編む基本的なパターン。編込みをしっかり締めながら、角度は一定に保つのがコツです。始めは樹皮同士が上手く編込

めず、何度かやり直しましたが、コツをつかむと、樹皮の裏表の模様がリズミカルに並んできました。

苦労したのは、先端の始末です。かご細工専用の工具で編込みの中に端を折り入れますが、中々キレイに仕上がりません。結局ユーリさんの手を借りて完成しました。

ユーリさんのブレスレットは、しっとりした飴色。聞けば何年も掛けて育てた色です。

「樹皮は、時々オイルを馴染ませると艶が出てきますよ。私は手につけたハンドクリームの残りを刷り込んでいます」などアドバイスをもらいました。

白樺は水にも強く、ユーリさんは一昨年前に北極圏で2人乗りのカヌーを作り、陸路で北海道まで運んで、試乗するイベントを開いたそうです!

スケールが大きい!

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