熱意が人を動かす

先日、「100人のリースの会」という展示会を見に行きました。友人のフラワーリストの山田あゆみさんが主催で5年前から続く企画展です。

実はこの企画展、立上げ時に私も関わっていました。

きっかけは、フラワーリストとして20周年を迎えるので何か記念になるようなイベントとをしたいという相談でした。講師でもある山田さんは、教室の生徒さんだけでなく、ワークショップをしている介護施設の方、小学生、教室を始めた頃の生徒さん（今は関東在住）、皆が参加できて、感謝の気持ち伝えることを！という要望をお持ちでした。

あれこれアイディアを出し合い、決まったのが「半年掛けて、各地で好きなデザインでリースを作って、展示しよう！」ということ。

私は「100人のリースの会」というタイトルを提案しました。100とは、たくさんというイメージで、会場に100以上のリースが飾られていたらきっと盛り上がるなという思いからです。

初の展示の時は、子どもから大人まで、自分や家族のリースを嬉しそうに眺めていて、山田さんとも笑顔で会話する場面に立ち会えて感激したものです。

さて、この企画展も早5年。2年目以降は、神戸、横浜、鹿児島、熊本などでも開催されるようになりました。メディアにも出て、賛同してくれる全国の仲間や、企業が増えていったそうです。参加費の一部を寄付したり、熊本復興のイベントでワークショップを行ったりと、全国へ広がりっています。

毎回準備は大変だけれど、リースに関わる人の笑顔が見たい、新しい人と出会いたい、 やりたい事がドンドン溢れてくる、という山田さん。彼女の熱意と行動力を尊敬しています。