新たなものが生み出される時

皆さま、こんにちは。寒さが厳しいですね。食事や睡眠に気を付けて元気に乗り切りたいと思います。

さて、先日3年ぶりに開催された社中の初釜に参加しました。お茶席では濃茶と薄茶をいただきます。伝統的な茶道の世界も、withコロナで新しい生活様式が生まれています。

もともと薄茶は、1人一碗で提供されるのですが、お濃茶は、3～4人分を1碗で提供し、回し飲みをします。

しかし、感染症の流行により、濃茶も1人一碗で提供されるように変化しています。お茶をいただく作法も細かく決まっています。

その中で1人一碗に変わり、作法も所々変化しています。感染症が収まれば、元の作法に戻るため、元来の作法を念頭に置きつつ、あたふたしながら特別仕様でお茶をいただきました。

今回の初釜で、伝統を重んじるお茶の世界でも、「こうして強制的に変化し、新たなものが生み出されていくんだなぁ」としみじみ感じました。

TVなどで「コロナによって世の中が変わる」と聞いていましたが、それを実感しました。

それにしても、久々のお茶会。とてもいい時間を過ごせました。

（Yoneda）