2024-03-01
仏像の豆知識
昨年末に奈良に行きました。
東大寺の大仏はやっぱり大きいですね。奈良といえばの「鹿」とたわむれつつ、初めて奈良国立博物館へ。
美術品への造詣も深くありませんので、3メートルはあるかと思われる阿吽の像やら、青銅器、仏像を、フムフム、ほぉーと、なんとなく堪能し、友人と「仏像とか勉強しないと何が良いのかわからないよね」と話していたところ、出口付近の書籍コーナーで、手に取った絵の解説入り子供向けの書籍で、仏像の基礎知識を得ることができました。
仏像には「阿弥陀如来」、「観世音菩薩」、「不動明王」といったよく聞く名がありますが、仏像の種類や序列があるのをご存じでしたでしょうか。仏像は大きく4種類に分けられるのです。
「如来」「菩薩」「明王」「天」です。「如来」=お釈迦様。悟りを開いたほとけさまです。頭はブツブツ、アクセサリーはなく布をまとっているだけ。蓮の花に乗っている。一番偉い。
そして、悟りを開く前の修行中が「菩薩」です。悟る前のため、豪華なファッションで、アクセサリーを沢山つけています。
「明王」は悪いことをする人を正しい方へ導き、災いを消すほとけ。だから牙を出した恐ろしい顔をし、炎をまとっています。
「天」は人を守り、福をさずけるほとけ。鎧、袴や靴を履いている。鬼や岩の上に乗っていることもある。
ちょっと知ることで、これからは他の博物館へ行っても、今までより楽しめそうです。
さて奈良で一番嬉しかったのは、菊水楼で頂いた特選御前の「うな重」でした。やっぱり食い気ですネ。
(Onishi)
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