2024-09-03
自然を身近に感じる暮らし
3か月前から坂の上のマンション暮らしになって、梅雨から夏を過ごすしました。借景でも眺めが良くて気持ち良い分、コンビニに行くにも、スーパーに行くにも結構なタフな坂道の登り下りが必至です。
以前は平地に住んでいたので、日常で坂を使う事がほとんどなく、どこに行くにも楽していたなと思います。真夏の坂道を大量の汗をかきながら命がけ(大げさですね(笑))で米を買いに行ったことも。足腰と心臓が鍛えられた感があります。
外出には気合いが要りますが、登り切って辿りついたらマンションの植栽が冷たい空気で労ってくれます。一旦米を下し、パンパンになった腕や脚を落ち着かせる…。整うってこういう事?と一瞬放心状態になったその時、セミが胸元目掛け飛びついて来ました。「うわっ」と私の大きな声に余計にセミも力が入り、なかなか離れてくれない!自宅までは両手に米と買い物袋を抱えて更に登らなければなりません。これはセミのブローチなんだと言い聞かせながらそのまま玄関先まで連れていきました。
自然が近くにある暮らしは虫やトカゲたちとも近くなるんですよね。この夏でずいぶん慣れてきました。更にマンションの門扉には「解放厳禁」のポスターが。猪等の侵入防止の為だそうです。
それでも庭の自生している花を切って飾ることが出来るのも良かったなと思える毎日です。
これから訪れる秋、冬、春はどんな感じなのか、楽しみでもあり不安でもあります。
(Nishimura)
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