2020-12-02

人生は後半戦が勝負

先日、「人生は後半戦が勝負、50歳からの生き方・終わり方」と題した、楠木新先生のセミナーを受講しました。セミナーのタイトルに惹かれて受講しました。(タイトルって大切ですね。)

講師の楠木先生は、「定年後」と言う本を書かれた方で、ご自身で色々なところに出向いて取材し、それを基に本を書かれたそうです。その取材で定年後のイメージを聞くと、ぼんやりと描いてはいるが具体的にはない方が大半だそうです。

また定年後の課題では、「今やっていることが誰の役に立つかわからない」「成長している実感が得られない」「このまま時間が流れていいのだろうか」の3つの意見が多かったそうです。

昔は50歳定年で平均余命との差が数年でしたが、今は平均余命が伸びて定年後の人生が25年近く、時間で言うと8万時間、40年間勤めた総労働時間よりも長い時間になるとのことです。その長い自由時間を立ち往生してしまう人になるか?豊かに時間を使っている人になるか?自分はその時間をどう過ごすのかを真剣に考える必要性を感じています。

そして、それを考えるのは、定年後ではなく会社に在籍している40代から考えて、次の助走をすることが大切。勤めながらもう一人の自分を見つけて育てるべきだそうです。

私も今は時間に追われる日々ですが、しっかり考える時間や主体的に動く時間を捻出することを考え中です。

そして、通勤電車で「私、昔何がしたかったっけ??」「自分をどこに持っていくと喜ばれるのかな?」と、イメージを膨らます日々です。(Ozaki)

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