和太鼓って面白い

先日、名古屋に移住した友人から久々の連絡があり、大阪で会うことになりました。仕事か何かで来たのかと尋ねると、以前教えていた太鼓道場の発表会があるので、生徒さんを応援しに来たとのこと。「一緒に行きませんか？」という誘いに、それならば！と観に行く事にしたのです。

発表会では学生、社会人、シニアの年齢も年数もバラバラの皆さんが、1ステージ15分の演目をノンストップで見事に披露されていました。

長胴太鼓のお腹にドンｯと響く音、締太鼓の強く華やかな高音でリズミカルな響き、肩から提げて担ぎ、自由に動き回わりながら会場を盛り上げていく桶太鼓の音･･･。上級クラスのステージは身を乗り出して観てしまうほどの興奮で圧巻でした。

パートによってリズムも違うし、よく隣の人につられずにできるものだなぁと感心してしまいます。さらに生徒さんも若いうちからやっている人ばかりだろうと思ったら、中には50歳過ぎて始めたと言う方も。

皆さん高々とバチを振り上げて打ち込む腕の見事なこと！体幹も鍛えられるから全身運動になると言うのにも納得です。

スゴイねーと繰り返す私の横では、先生としての友人が「緊張する、失敗しないかドキドキやわ」と親心も見えました。発表会が終り、皆に囲まれながら打上げ会場に消えていく友人の姿を見ると、「彼女は良い先生であり、仲間なんだ」とジーンとしました。

さて、私の手元には体験レッスンのチラシがあります。

その夜、枕を太鼓に見立て、調子に乗って麺棒を振り回した翌日から身体が痛い・・・。１時間の体験レッスンならばどんなことになってしまうのか、恐怖で未だ申し込みには至っていません。