2025-03-03

本を片付けながら

前の家からすべての荷物を移し、整理していきほとんど片が付いてきたのですが、未だ本だけは段ボールの中で入ったままで積み重なってしまっていました。

「次の連休までに少しずつ仕分けするから、そのままにしといて」と家族にも宣言をしましたが「いつの連休やねん」と一笑される次第です。

こんまりさんのYouTubeで片づけは一気にやらないと失敗すると聞いて先日やっと実行しました。

読み返さない小説やビジネス書、5年以内の雑誌は、CD、DVDと共に近くのブックオフへ。意外なものに値がついて、想い入れのあった本は古くて値段がつけられないと評価されて複雑ではありましたが無事手放すことができました。

今回手放す予定の本は、母が独身の時から買い求めていた児童書が含まれていて、コンディションがよくないモノも多くあります。私が読めるようになった時にはすでに家にあり、夢中になって読んでいたのを覚えています。

中には60年以上前の初版本もあります。スペースの関係で全部家に置くわけにいかない。でも買取で低い評価で処分されるのは嫌だ。悩んでいたところ、近所のカフェのオーナーさんが絵本や児童書、古い雑誌をコレクションしていて、喜んで引き取っていただけることになりました。

それでもう一度読み返してみると懐かしさと共に、今見ても魅力的な装丁にやっぱり置いておこうかしら・・・と決心が揺らぎ倒しています。

でもきっと我が家で箱詰めされたままより絶対良いはずと、本と母に感謝しながら乾いた布でほこりをぬぐっています。

(Nishimura)

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