2020-04-01

カフェで出会う絵本

読書は数少ない趣味です。

書籍から雑誌まで唯一お財布の紐が緩むと同時に、読み終わった本が溜まってしまいます。電子書籍で読むとか、直ぐに買取りに回すなど、工夫する余地はありそうですが、本の質感や、お気に入りの本を手放すことは、すっぱりと割り切れないものです。

長年持っていた絵本を知り合いのカフェに置いて楽しんでもらうことにしました。絵本は私が幼い頃に読んでいた復刻版です。独断と偏見で子どもに読んでもらいたいと思って選んだ絵本。「何度も同じ絵本を読むお子さんや、大人の方もお茶を飲みながらゆったりと読まれているみたいですよ」と聞き、ホッとしています。

特に小さなお子さんにお父さんが読み聞かせしている姿は微笑ましいものです。面白いもので小さい子どもはストーリーよりも描かれている意外な箇所が気になるらしく、「なんで?なんで?」とお父さんに質問攻めを繰り出します(笑)。ストーリーと関係ないので、そこはお父さんの想像力が問われますし、適当な答えでは質問攻めは終わりません。

見事に答えると、一気に尊敬のまなざしで見てくれます。私の絵本も少し貢献できたようです。

この春、カフェの模様替えがあり、お店の壁一面の棚に私が選んだ絵本や児童書、ビジュアルブック、書籍が並ぶコーナーができます。(個人的なセレクトなので少々気恥ずかしさもありますが)お子さんだけでなく、大人の方にも本を読むゆったりとした時間と小さな発見を提供できたら嬉しいです。

どんな棚になるか又の機会にご紹介させていただきます。

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