2025-07-01
夏前の梅しごと
先日、知人から今年は梅のあたり年だったからとたくさん送っていただきました。昨年は裏年だったようで、ここ何年か作っている梅の酵素シロップもお休みしていたのでうれしい贈り物でした。果実でよく聞く収穫の表と裏は、個体差もあるとはいえ全国的な傾向なのか、今年は梅酒や梅ジュースを初めて仕込みましたという人が私の周りでも多いなぁと思っていました。
我が家の梅の酵素シロップは、梅とレモン、キウイ、新ショウガを細かく刻み、ミントやローズマリー、タイム、コーンフラワーなどのハーブと玄米麹、継ぎ足しの酵素シロップも加えて、保存ビンの中に甜菜糖を挟みながら詰めていきます。




翌日には砂糖が溶け果物から水分が出て、夏場はすぐに発酵し始めます。それを毎日30回ほどかき混ぜ、果物もすっかり溶けて、発酵が落ち着いたら中身を濾して、シロップは約2週間で出来上がります。お湯や炭酸水で割って飲んだり、ヨーグルトにかけたり、体質に合うのか夏バテや夏風邪予防に一役買ってくれていると実感しています。
毎日飲むと夏の終わりまでにとても持ちません。追加で作るときは、梅以外の果物やハーブを変えて仕込んだりします。今年はプラムとさくらんぼとの組み合わせに挑戦!どんな仕上がりになるのか楽しみです。

梅の旬は短く、簡単なのに、実は一人で作るのは腰が重いのがあかんところやなぁと自覚しているので、酵素シロップ作りのシーズン第一回目は、オンラインでシロップ仲間と作っています。
半年毎に、滋賀と千葉と大阪と兵庫をつないでのシロップ作り。お互い近況や、梅の活用法など聞いたりしながら過ごすひと時のおかげで、続けていけてるんだと思います。
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