2021-06-01

ドラゴン桜とWISC(ウィスク)

日曜の夜、ドラマ「ドラゴン桜」を毎週楽しみに見ています。

今回は学校も生徒とその家族も抱えている問題が複雑になっていて、敵役にもチャーミングな面も垣間見えたりして、前作との違いを感じます。案外大人ほど毎週、桜木節にスカッとしたり、勇気をもらったりしているのではないでしょうか?

頑張った分、素敵な花が咲きますように

先日学校やクリニックでカウンセラーとして活躍している心理士の方と7年振りにお話ししました。

最近は、難関中学受験のお子さんの特性を知能検査(WISC)で見える化し、特性を生かした学習指導を行う活動をチームで行っているとのこと。知能検査では、言語理解、知覚推理、記憶、処理速度等を測定し、数値化します。その結果を踏まえてそのお子さんの性格や習熟度にあった勉強方法を提案し、塾や家庭教師、家庭と共に学習指導していくそうです。

例えば、小学校中学年までは算数が得意だったのに、高学年になり文章問題になると解けなくなり成績も下がってきた。というお子さんの他に比べて言語理解力の指標が低いという結果に基づき、解くべき問題数を減らすと共に出題者の意図を大切にする、又国語の読解力対策に力を入れる等の指導に変えると、算数の成績が上昇に転じたとのことです。

特性を見える化し自分に合った学習方法を見つける。現在(いま)の学びと可能性を感じました。

(Nishimura)

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