2021-11-02

久々のお出かけ 華展に行ってまいりました!

皆さま、こんにちは。暑くもなく、寒くもない過ごしやすい季節がやってまいりました。

緊急事態宣言が解除され、新型コロナウイルスの陽性者数が大阪でも連日100名を下回り、多くの方がワクチン接種を終えられたおかげかなと有り難い気持ちです。

このような状況になり、2年ぶりに大阪府華道協会主催の華展が行われるとのこと。お華の先生よりチケットを頂戴しました。

一昨年以前は、仕事や私用を優先し、せっかく先生に頂いた華展のチケットを無駄にすることも多かったのですが、自粛生活を続けてきた今は、『華展』が催されることがとても嬉しく、ワクワクして出掛けました。

この華展は、さまざまな流派の先生方が複数名でお花を生けられます。そのお花の美しさはもちろんですが、作品の大きさと豪華さ、独創性も見どころです。また、もう一つの楽しみは、さまざまな流派の違い、流派の個性を拝見でき、とても興味深い点です。

さて今回は、時節柄、実の付いた枝を使った作品が多くみられました。以前の私は「枝ものは秋らしくてステキ」と思って見ていました。
しかし最近、枝ものの枝取りを自分で考えるようにご指導受けているため、枝取りの難しさを痛感しています。そのため華展で「このすばらしい曲線の枝は、どのように枝取りなさったのだろう?」と枝の切り口をのぞき込みたくなってしまうのです。

そんな自分にプッと吹き出しそうになりながら、「力量に応じて華展の楽しみ方も変わるのだなぁ」と感じました。それにしても、お花は美しくて、心が豊かで満たされた気持ちになります。またの機会が楽しみです。

(Yoneda)

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