2024-07-02

押し花アートの世界

前々から趣味を見つけたいと思っていたのですが、なかなかコレ!と思うものがみつからず老後に何もすることがなかったらどうしようと漠然と不安な気持ちを持っています。

5月にバラ公園に行った時に、押し花アート作品の展示をたまたま見かけて、その美しさに驚きました。

押し花というと小さい頃、野原で摘んだお花を百科事典などに挟んで作るものの、色が褪せてしまったり、四葉のクローバーの葉がちぎれてしまったりという残念な仕上がりの思い出しかありません。でも展示されていた押し花は、咲いていた時と変わらず鮮やかなまま。デザイン性もあって、私の押し花への概念を覆すほど素晴らしくて、すっかり見とれてしまいました。

これはもしかして、私の探していたコレ!かもしれない。早速、体験教室へ先日行ってきました。

押し花アーティストの杉野宣雄先生が主催するもので、先生は朝ドラ「らんまん」に作品提供もされていて、おじい様は牧野富太郎氏と親交があったそうです。

体験は、小さな額絵とポストカードを作りました。出来上がりはともかく、すごく楽しかったです。講師の先生が押し花の作り方、いわゆる花を押す工程や押した材料(なんと野菜もありました)を見せてくださいました。庭で色々なお花を育てたり、山に植物採集に出かけたりもするそうです。

私は観葉植物もすぐ枯らしてしますし、庭は荒れ放題。もちろん、花屋で買うのもありですが、ちょっとハードルが高そう。何より自分がかなり不器用だということを思い知り、押し花アートは残念ながら、私のコレ!ではないようでした。

(Sawai)

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