2020-08-03

タンスに眠っていたもの

先日、スマートフォンを買い替えまして、ケースやストラップを購入しようかと悩んでいた時に、ふとストラップを持っていることを思い出しました。5年ほど前に家族で京都の宇治に訪れた際に父に買ってもらったものです。

「昇苑くみひも」というくみひも屋さんで購入したもので、とても気に入っていたので、どこにつけようか決められず、大事にとっていたのです。ずいぶん長い間タンスの中で眠っていまして、ようやく活躍の時が来ました。思い出してよかったです(笑) ストラップ見るや否や、当時の光景が鮮明によみがえりました。

代々続いている小さいお店の中に入ると、 くみひもの技術で作られた商品が色鮮やかに並んでいました。私が購入したストラップの他にも、ヘアゴムなどのアクセサリーや、キーホルダー、コースターなど。どれも繊細で、可愛らしくて、見ていたらあれもこれも欲しくなる、そしてほっこりする、そんなお店でした。

また、お店の方とのお話で、組紐は絹糸を染めて、糸を作り、その糸を組み上げた紐のことだと知りました。お店の中にあった、手作業で紐をくみ上げるための道具を見せていただき、私はものづくりの工程を見たり、聞いたりすることが好きなので、楽しいひと時でした。

最近はインターネットで商品を購入することが増えましたが、実際にお店で伝統工芸に触れることの楽しさを思い出しました。また、気軽にお出かけできる日が来れば、実際にいろんな文化に触れていきたいです。色々思い出させてくれたこのストラップは大事にします♪

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