2022-10-05

無言館に行ってきました。

先日、長野県上田市にある「無言館」を訪れました。

無言館は、先の大戦で若くして戦地に駆り出された多くの画学生たち(当時の東京藝術学校、帝国美術学校)、又独により絵を学んだ前途ある絵描きの卵たちの残した作品と彼らの遺品が保存、展示されています。

今夏の終戦の日の朗読や24時間テレビのドラマで取り上げられ、興味を持ちました。当日も同じように興味を持たれた方が多く訪れていて賑わいを感じました。森の中からの爽やかな風が心地よく、思わず笑みがこぼれます。


しかし、無言館に入ると、誰しも口をつぐみ、その作品一つ一つに見入っていました。

若い才能が戦争によって不条理に奪われたのだという、無念さが押し寄せてきました。

絵の題材が愛する人や、家族、故郷の風景など身近なだけに、親世代は我が子を想い、若い人は、自分のことのように感じながら鑑賞しているようでした。

ただ、その作品たちは若い感性に溢れ、情熱的で瑞々しく、決して辛いものではありませんでした。

良い時間を過ごせたと思います。

(Nishimura)

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