2020-06-01
実家の片づけを通して
自粛中に、片づけした、思い切って断捨離したという方が多いと聞きます。
私もせっかくのタイミングなので緊急事態解除明けに両親の家の片づけをしてきました。
毎回短い滞在中に手を入れる場所(冷蔵庫や台所、パントリーなど)は限られていて、両親それぞれの部屋や書斎用のスペースは、時間切れとなっていました。
本人も自覚している様で、通販のDMや会報誌、自治体からのお知らせなど、開封して中身を確認し、仕分けすることが億劫になっていたようです。
後でゆっくり読もうと机に置いた書類が溜まって、床に滑り落ちしてしまう。お届け物の段ボール箱が床置きされる、その上に取り込んだ洗濯物をつい置いてしまう。後で引き出しに入れようとした時には、靴下の片方が行方不明・・・、という具合です。
人は体力や判断力が年を重ねていくと若いときほど利かなくなるし、何度も散らかってしまうことは仕方ないことだと、片づけをする私が理解して大らかに受け入れることが大事だなと思いました。
「せっかく片付けたのに」と独りよがりな気持ちになりがちだからです。大切なことは、1床置きした物に躓いてケガしないようにすること。2後であちこち探さないように物の定位置を決めておくこと(できるだけ元の位置を尊重。きちんと並べなくてもOK)3何度でも片づけを手伝ってと気軽に相談できる安心感を持ってもらうこと。の3つだと気づきました。
できれば、清潔で気持ちよい空間で過ごしてもらいたいと思っています。 大変な自粛生活でしたが、大切なことに気づかされた期間でもありました。
関連記事