2019-08-02
聞く→聞く→聞く→帰る
タイトルの意味は何でしょうか?
では、もひとつ
聞く→聞く→意識遠のく→聞く→ひと眠り→帰る→記憶ゼロ
敬愛する中原教授が、講演の中でまず最初に、パワポで見せておっしゃった内容です。
どういうことかといいますと、研修やセミナーに参加して、聞いて帰るだけ。これでは絶対に「現場に変化は起こらない」ということです。当然ですよね。
学ぶ=「聞く→考える→対話する→気づく」 このサイクルがあって初めて学びができたと言えます。そして、学んだことを活かすには、行動しなければ、何も学んだことになりません。
そのいい例が、英語ではないでしょうか。学生時代にあれだけ覚えて勉強した英語も、実際に英語で相手と話すことをしていなければ、残念ながらまったく使えない。
これは、いろんなことに当てはまります。
人事制度を作ったけど、使えていない。研修を実施しているけど、何も変わらない。教育しているけど、効果を感じられない。
いずれも、制度や研修の問題ではなく、それを実際に使っているかどうかにかかっています。自分にも当てはまることが多々ありますが、当たり前のことだけど、できていない。世の中の真理は、シンプルだなと改めて思わせてもらいました。
中原教授の講義は、寝ない工夫がされていて、大変面白かったです。東京にいたら、絶対に大学に講義を聞きに行きたいなー。
先生の著書からいろんなヒントを得て仕事に活かしています。
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