2019-03-20
消費税10%へ・家計見直しポイント
ファイナンシャルコーチの山田容子です。
今年10月より消費税率が8%から10%へ引き上げられます。
消費税は、買い物のたびにかかると言っても過言ではない、生活に密着した税金です。
1000円の品を買うときに80円から100円に上がる、これが度重なると家計への圧迫は避けられません。
今の生活でやっていけるのか、そもそもどのくらい増えるのか、不安が耐えないところです。
そこで今回は、家計の見直しのポイントをお伝えします。
①家計にかかる金額をざっくり計算してみる
消費税8%が10%に上がると、約1.85%の増加となります。現在の生活費に101.85を掛けると、だいたいの金額がわかります。
ただし、次の2点には注意しましょう。
その1:消費税が8%のままのものもある
すべての品が10%に上がるわけではありません。8%のままになるものもあります。「軽減税率の対象品目」といいます。
・飲食料品(酒類・外食をのぞく)
・定期購読の新聞(週2回以上発行)
家計に占める割合は食費が多いですから、この部分については増えないと見ていいでしょう。
その2:消費税がもともとかからないものは金額が変わらない
お住まいが賃貸の場合の家賃、保険料、学校の授業料や入学金などにはもともと消費税はかかっていませんので、今回の増税の影響は受けません。ただし、学習塾や習い事の費用にはかかっています。
これを機会に家計の内容を見直し、どのくらいの金額が増えそうなのかを確認してみましょう。
②高額な買い物・まとめ買いは慎重に
過去の5%から8%へ消費税が上がるときにも駆け込み需要がおきました。安いうちにまとめ買いを!という心理はわかりますが、不要なものまで買ってしまわないよう、「本当に必要なものか」をよく考えて買うようにしましょう。
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