2021-01-14

「ケルパータンブラ」体験

こんにちは!西村です。

気軽にアサーティブを始めた当初から長く受講いただいたMさん。「ケルパータンブラ」という楽器を用いた音楽療法をやりたいという夢を叶えています!とうれしいメールをいただいてから1ヵ月後、ビジネススタイリストにお迎えしてミニ体験会を行いました。(2020年11月)

「ケルパータンブラ」とは、ドイツで末期医療や看取り用の楽器としてホスピスでセラピーに使われている、現在日本には1つしかない楽器だそうです。インドのタンブラが原型でドイツのドイツ(本当の名前です!)さんが開発されました。

音を聴くだけでなく、身体に直接触れるという形で体験できる貴重な機会です。

先ずは、ケルパータンブラについてレクチャーを受けながら初めてその音色を聴きます。2音だけなのにMさんが奏でる音色は多彩で複雑、聴くだけでも身体に響いてきます。

いよいよ各人が体験です。うつぶせで背中に乗せられた約2キロあるケルパータンブラをMさんが奏でます。

うつ伏せで聞くとまた感じが変わります

不思議なことに始めは身体の表面で硬く響いていた音が、だんだんと身体の内側まで届くのを感じます。奏でるリズムに合わせてゆったりと身を任すと、こわばりが少し緩んだ感じが・・・。これが通ったということか、と初めての感覚でした。

(たかちゃん)は「腰、弱くないですか?」といきなり当てられドキリ。(にっしー)にいたっては、首、背中、硬~い。響かないよ~とズハリ指摘。最年少の(れいな)は低い音から高い音まで良く響き…人それぞれです。

身体のコンディションにより響き方も人それぞれ

又、ケルパータンブラを弾く体験もさせていただきました。意外と重みのある弦にMさんのようには上手く弾けませんでしたが、新しい体験を楽しみました。


つま弾く音にも癒されます。弾き方のコツを学ぶ(みかりん)

Mさんは「私は、ケルパータンブラを使った音楽療法をやりたくて、今年11月に渡独して楽器の工房へ行き、叔母の仕事に同行して習うつもりでした。でも難しくなったのでどうしたものかと考えていたら、日本で必要な方のお役に立つようにと叔母から楽器が送られてきたのです。」と、なぜ今このタイミングで始めたのかについて話してくれました。

さらにMさんは、アサーティブ研修で身につけたことの一つ「自分に誠実に」を大切にしていくと、自分のやりたい事がわかり、信じて行動することで周りの協力も得られたと教えてくれました。今、とても充実していらっしゃるようです。

久々の再会でした!
Mさん(左)、これからも頑張ってくださいね。

研修をきっかけにした嬉しい訪問に、私たちも元気をいただきました。

気軽にアサーティブ、オンラインで開催しています。

ご興味ある方は、ぜひお問合せください。

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